自己肯定感が高まる目標設定３つのプロセス

人は欠けているところに目が行く傾向があります。自分の欠点、短所、できないことに目がいきます。
ただ、出来事は１つしかありません。

人の物事の解釈によって、出来事の見え方が変わります。
在ることに目を向けるとみると自分が既に持っているもの（能力、強み、長所、仲間、助けてくれる人）に目が向くようになり、自己肯定感を高まります。

自己肯定感が低くなってしまう原因として、0 ・100思考があります。取り組んだものができたかできなかったかの２つで物事を判断します。結果が出たか、出なかったかの２つで判断するとできなかったときにできないことに目を向けてしまいがちです。

プロセスを目に向けると過去の自分との変化を知ることができ、自分の成長を実感できるようになります。

特に、プロセスを数値化することで、自分の成長を可視化でき、自信がつきます。

目標達成することで自己肯定感を高まります。
「自分にはできない」と思ってしまうことも、目標を設定し、行動し続けていくと達成できるようになります。

仮に失敗しても挑戦した自分を誇りに思えます。
「自分ってすごいかも」「意外とやってみたらできるかも」と心の底から思え、自己肯定感が一気に高まります。

自分にとって少し背伸びする目標を設定するのがオススメです。

お金と時間は自己肯定感と直結します。お金と時間をうまくマネジメントできるようになると「自分はできる人だ」と自己認識が変化し、自己肯定感が高まります。

お金・時間も可視化することがポイントです。
不安の多くは曖昧さ、不明確が原因です。
可視化し、明確になると不安がなくなり自信がつきます。
家計簿をつける、スケジュール帳で時間を管理するなど可視化していくことが大切です。

目標達成するための最初のステップはゴールの明確化です。
目的地を決めると行きたい方向性が決まります。

「ゴールは何か？」「実現したいことは何か？」「なぜそれを実現したいのか？」
など目的にするとモチベーションも高まります。

また「何のために取り組むのか？」など目的を知ることで大事にしたい価値観を把握することができます。

行きつきたい方向性が決まったら次は現在地を把握します。

「今自分が目標達成のためにどんなことをやっているか？」「具体的にどんなことをしているか？」
など現状を知ると理想と現実のギャップを知ることができます。

ギャップの中に課題や原因を解決する解決策が眠っています。

目的地と現在地を数値化するとより現状の自分を把握できます。

目的地と現在地が決まると目標をどのように達成するかプロセスを明確にします。
どのように達成するかのプロセスが曖昧だと、行動も曖昧になります。

プロセスもはっきりすることで、具体的な行動に落とし込むことができます。
オススメは、ゴールから逆算した行動計画を立てることが大切です。

「ゴールに向かう上で障害になっていることは？」「障害や問題をどのように解決していくか？」
などを把握し、問題の原因や解決策を見つけます。

行動計画も明確になったら最後に一歩目のアクションを決めます。

どんなに小さなことでも良いので行動していくこと変化していきます。

メールを送る場合はメールの件名だけ書く、勉強するときも参考書を1ページだけ読むなど簡単な行動を積み重ねていくと習慣化します。
小さなことでも人は行動すると動きたくなり、行動したいという気持ちが芽生えます。

最初にゴール地点、求めている結果を明確にします。

「どんな状態になりたいか？」「どんな結果を創り出したいか？」「売上をどのくらい上げるか？」などできる限り具体化します。
具体化するとゴールが定まりやすくなります。

ゴール地点を出来る限り具体的に描きます。
売上や目標も数値化し、達成したい期限を決めるなど5W1Hが明確になるようにゴールを決めます。

その際に「何のために取り組むのか？」と目標を明確にしていくのも同時に大切になります。

人は思考よりも感情に反応し、動く傾向にあります。
感情をうまくコントロールすることで、頭では分かっているが、行動できないというジレンマを解消することができます。

人が感情を動かし行動に落とす行動原理として２つのパターンがあります。
１つは痛みを避けるときです。

痛い思いをするくらいならもう二度とやりたくないと感じるほどの痛みを感じると人は痛みを避けようとして行動します。
怒られたくない、かっこ悪いところを見せたくない、めんどうなことになる

など苦痛を感じる出来事をさけようとします。

「このまま取り組まないことによって起こる最悪の出来事は？」
と聞かれると最悪な状態をイメージして現状を変えようとします。

もう一つの行動原理は楽しさ、ワクワクなどの快感を得られるときです。
動くことによってワクワクすること、楽しいと感じるとき、人は動きたくなります。

成長や変化を実感できる、かっこよく見える、褒められる、尊敬される
など快を感じる出来事を得ようとします。

「行動することで得られる最高の出来事は？」
と聞かれると最高の未来をイメージして行動したくなります。

目標達成のためには、具体的なアクションプランを明確にすることが必要です。
まずは思い浮かぶ限りの行動できることをたくさんリストアップしていきます。

どんなに小さなこと、非現実に感じることもまずはたくさん挙げていきます。

その後、現実的に取り組めることをいくつかピックアップします。
ピックアップして実際に取り組めることを絞ります。

ピックアップしたアクションに次は優先順位をつけて、いつ取り組むかを決めていきます。
やることが複数あるとまずどれから取り組んだら良いか分からなくなってしまいますが、

優先順位や取り組む日が決めることで、取り組むことが明確になります。