一瞬で状態を変えるセルフコミュニケーション力を高める方法

人は無意識に思考しています。自分がどんなことを考えているのか？どう感じているのか？
を意識して振返られないと気づくことができません。

このセルフコミュニケーション力が高まると自分を客観視できるようになり様々なことを認識できるようになります。
またセルフコミュニケーション力が高まると相手とのコミュニケーションも上手になります。まずは自分の内側の会話に気づくことが大切です。

セルフコミュニケーション力が高まると
・物事の解釈を変えられるようになる
・自分の思考のクセ・メンタルブロックに気づけるようになる
・相手が無意識に感じる感情のブロックや思い込みに気づけるようになる
・ありのままの自分を認められるようになる
・自分の視野が広がる
・人間関係がスムーズになる

思考は1日に6万回しています。人はそれほど無意識に色々なことを考えています。

思考は言葉によって作られます。
自分に問いかけている言葉、普段思っていることを振り返ることで自分の思考のクセに気づくことができます。

どんなことを考えているのか？、何を思っているのか？を問いかけると自分の思考を知ることができます。

身体の動きは思考や感情の影響を受けています。
普段どんなことを考えているか分からないとき、自分の感情が分からないときは
身体の動きに意識を向けると自分の状態に気づくことができます。

肩が張っている、手が震えている、表情が固くなっているなど
身体の状態に意識を向けることで自分のことを知ることができます。

感情は思考よりも20倍ほど強く人に影響を与えると言われています。
人は得たい感情を得るために行動します。
全ての行動原理の裏には感情が隠れています。

積極的に行動したくなるとき、頭では分かっていても動けないときも
感情が深く関係しています。
自分の行動を振り返ることで自分の感情を理解することができます。

コミュニケーション力は相手であっても、自分自身に対しても必要な力です。
なぜなら、相手を理解する前にまず自分のこと知ることが不可欠になります。

普段日常生きている中でどれだけ自分の思考や感情の状態を振り返ることがあるでしょうか？
日常の忙しい生活の中で、自分を顧みる時間は意識しないとなかなかとることが難しいです。

2500年以上前の書物「孫氏の兵法」の中にこのような名言があります。

「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」

戦いにおいて相手を知り、自分を知れば敗れることはないという意味です。
つまり、相手の状態を知ることと同じくらい自分のことを知ることも重要です。

感情を変えるためには身体の状態を変えることが効果的です。
なぜなら、心と身体はリンクしているからです。

気持ちが落ち込んでいるとき、下を向く、暗い表情、猫背、身体が閉じる傾向にあります。
気持ちが暗い状態のときでも楽しいときにとる、ガッツポーズや笑顔、ハイタッチなどのしぐさをとることで気持ちが変わります。

笑うから楽しくなっていきます。
上を向く、身体を開く、背筋を伸ばす、身体を開く、笑顔でいる

などしぐさをまず変えることで自然と気持ちの状態が変わっていきます。

焦点を変えることでも感情を変えることができます。
自分の進みたい方向に焦点を変えるを気持ちも変化します。
焦点を変えるために自分に質問することが大切です。

例えば、失敗したと感じたときに
「できたことはどこか？」「以前よりもできるようになったことは？」
「次に活かせることは？」

と自分に問いかけることでフォーカスを変えることができます。

普段使う言葉を変えることで感情を変えることができます。
言葉にはイメージが紐づいており、そのイメージはその人が経験したことがベースとなっています。
つまり、人によって言葉に対してもイメージが異なります。

その紐づくイメージを変えることで感情を変化することができます。
そのための簡単な方法が言葉を変えることです。

言葉を変えることでイメージが変わります。
ポイントは自分が使って元気が出る、やる気がでる、モチベーションが上がる言葉に変えてあげることが大切です。

失敗⇒学び
難しい⇒やりがいのある
イライラ⇒エネルギッシュ
人と違う⇒独自性のある